私の考える銭湯の魅力

私は現在、親元から離れて東京の大学に通っています。最初こそ慣れない一人暮らしに戸惑い、ちょっとホームシックになりかかった時期がありましたが、今ではすっかり気ままな生活が気に入り、この先誰かと同居出来るのだろうかと心配しているくらいです。
私の暮らしているのは、都内でも人口が多く、商店街も多いと言われている「世田谷区」です。私はその中でも、都心方面に出るのに便利な沿線に住んでいますが、駅前商店街は大変に充実しており、私の実家がある田舎ほどではないものの、新鮮なお野菜やお魚が手に入るので、自炊しなければいけない身の上としては、大変助かっています。

さて、この商店街の外れに、かなり年季の入った「銭湯」があるのですが、その広さと女風呂の壁一面に描かれた富士山の絵が気に入り、私も時々入りに来ています。
子供のころ、「銭湯の魅力は?」というお題で盛り上がるテレビ番組を見た記憶がありますが、それの真似をして自分なりに考察してみると、「普段の自宅のお風呂と環境を変えられて、気分転換になるところ」というところに落ち着きます。
実際、私も大学の研究室で煮詰まってしまったときなど、この自宅近くの銭湯でぼーっと長い時間お湯につかり、富士山の絵を見ながら気分転換をしているのです。

本当に、始めての一人暮らしで住んだ近くに、便利な商店街や素敵な銭湯があってよかったと思う私なのでした。